5月23-24日、わたしの人生の推しであるゆずの東京ドーム公演「ゆずのみ〜拍手喝采〜」へ行ってきました。
今回でゆずの東京ドーム公演は通算9回目だったそうです。
その第1回目、2001年6月29日はゆずファンにとっては伝説の日。弱冠24才のゆずは、路上ライブの頃と変わらない弾き語りスタイルで、たったの2人きりで、東京ドームの5万5000人の観衆の前に立ったのでした。
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お客さんが集まりすぎて毎週日曜日の路上ライブの続行が困難になるなど、デビュー後急激なスピードでスターダムを駆け上がることになったゆず。ブレイク期を経験し、この頃はとても音楽への向き合い方に悩んでいた時期。最初から最後までギリギリで、ヒリヒリしてて、たったふたりぼっちで、ここにいるんだって衝動的に叫んでるライブです。最高にカッコイイから見て。
ここで燃え尽きた後、新たな方向性をみつけ、紆余曲折を経て、いまや押しも押されもせぬトップアーティストとなったゆずなのですが。
ゆずの北川さんは、東京ドームでライブをするたびに、ちょっぴり泣きそうな顔で、18年も前の東京ドーム公演のことを話してくれます。
「あのときは自分のことでいっぱいいっぱいで、お客さんのことを思いやってあげることができなかった」
「お客さんに来ていただいておいてなんだけど、あのときは5万人かかってこいよ、なにくそ、って気持ちでバチバチしてた」
あのときのことずっと気になってた、今のゆずは違う、あのときのぶんもみんなを楽しませたいんだって、2回めの東京ドームのときも、今回も、北川さんは言ってましたね。
東京ドームはすこし苦くて泣ける、青い思い出の場所。
わたしにとっては、そんな場所です。
今回はアリーナ前方の席で見ました。ふたりのシルエット、それだけで世界一かっこよい。
うしろを振り返ると、一面に5万個の光が。
※撮影可のライブです。
受験、卒業、就活、結婚、数々の出会いや別れ……わたしの人生のいろんな場面には、ゆずの楽曲が必ず存在していました。他のファンもきっと同じ。はからずもいろんな人の人生を一緒に背負ってくれること、ゆずの楽曲が愛される理由のひとつだと思います。
東京ドームに立つ頃のSexy Zoneも、そんなふうにたくさんの人から愛されているといいな。国民的アイドルになるって、きっとそういうことなんじゃないかな。
Sexy Zoneが5人でここに立つ日。どんな想いで5人はこの景色を見るのかな。どんな意味をみつけて、なんのために、誰のために歌うかな。どんな顔して笑うのかな。
そんなことに想いを馳せてしまったのでした。
絶対一緒に行こうね!東京ドーム。
なお、この日は石原さとみちゃんが見に来ていたそうで。日替わり曲コーナーでは「桜木町*1」を歌いました。
ということは?!ケンティーが来たら映画銀の匙の主題歌「ひだまり*2」を歌うんじゃない!?ケンティー運命の鍵握ってる??!ねえケンティー来ないの?!!!という話で友人と勝手にめっちゃ盛り上がってしまった。
友人にゆずドームツアーの最終日福岡遠征に誘われたLINE、映画銀の匙の主題歌「ひだまり」はケンティーが見学に来ないとライブでやらない説を勝手に唱えているオタク pic.twitter.com/FaIZ32aX9Q
— ゆきこ🌹 (@yukiko2nd) 2019年6月9日
健人くん、ゆずも見に来てね!